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2012年6月17日 (日)

【大阪梅田店】JVCプロジェクター徹底視聴会報告!(後編)

寝起きで顔に付いた枕の痕がなかなか消えない渡部です。

昨日のブログの続きになります。

いよいよ実際のDLA-X70Rのオートキャリブレーションのデモです。

接続は、Spyder4等の測定器をUSBでパソコンに繋ぎ、ストレートのLANケーブルでパソコンとDLA-X70Rをつなぎます。

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通常のキャリブレーションは、測定したデータをディスプレイやプロジェクターの調整モードを使って手で入力していきますので、若干の知識と熟練度が要求されますが、DLA-X70Rのオートキャリブレーションはすべて自動で行われますので、そういったものは必要無く、設定・調整時間も短くて済みます。

こちらがオートキャリブレーションソフトのパソコン画面です。

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「測定用パターンのステップ細かさ」「スクリーンサイズ」「視聴距離」等が設定できます。

その後、調整したい「Picture Mode」「Color Profile」「Color Temp」「Gamma」などを入力して測定開始です。

調整中はこんな感じです(左側のスクリーンで測定しています)。

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測定中のパソコン画面です。

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測定データをDLA-X70Rに書き込み中です。

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測定結果は確認することが出来ます。

まずはガンマから

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やや下に凹んでいる水色の線が調整前です。

色域も、調整前は若干大げさな程ずれていますが、ぴったりBT.709の範囲に修正されています。

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このJVCのオートキャリブレーションは、作業イメージとしてはAVアンプの自動音場補正に近いものがあります。

デフォルトのDLA-X70Rとキャリブレーション後のDLA-X70Rを、「リアル・スティール」を使って比較しました。

映像モードはナチュラルです。

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デフォルト

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キャリブレーション後

緑の発色や肌色がだいぶ違います。

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デフォルト

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キャリブレーション後

キャリブレーションというのは好き嫌いや好みが入る余地はありません。あくまでも基準に合わせるという作業なのです。

プロジェクターやプラズマテレビ等は、時間と共に色が変わっていきますので、本当は定期的なキャリブレーションが必要になります。

この土台が出来て初めて好みの映像調整が始められます。

このオートキャリブレーションを追加するアップグレードが、¥105,000(税込)で7月31日まで受付しております。

高いと思われるかもしれませんが、この有効性とお手軽さを見せつけられると、絶対欲しいと思ってしまいます。

イベント最後はDLA-X90Rの4K e-shift映像を185インチシネスコで堪能して終了になりました。